陸王(池井戸潤)★★★☆☆ 11/15読了

勝利を、信じろ。足袋作り百年の老舗が、ランニングシューズに挑む。このシューズは、私たちの魂そのものだ!埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」。日々、資金操りに頭を抱える四代目社長の宮沢紘一は、会社存続のためにある新規事業を思い立つ。これまで培った足袋製造の技術を生かして、「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発はできないだろうか?世界的スポーツブランドとの熾烈な競争、資金難、素材探し、開発力不足―。従業員20名の地方零細企業が、伝統と情熱、そして仲間との強い結びつきで一世一代の大勝負に打って出る!

扱っている商品が違うだけで、ストーリーは他の話と同じ。こうなって、ああなって、こうなるんだろうな、という予想通りの展開。ただ、その後にもう一山あって、そこからがなかなか面白かった。ストーリー的にはマンネリだけど、それでも読ませるね。

陸王
陸王池井戸 潤

集英社 2016-07-08
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