演劇、文学、映画、テレビドラマの脚本などで幅広く活躍し、ありふれた日常から愉快にリアルに、目に見えないものを浮かびあがらせる作家・前田司郎。幼少期には、両親から「口先男」と呼ばれるほどに言葉の巧みな使い手だったという……。そうした彼の生い立ち、劇団・五反田団のあゆみ、趣味のカメラ、昨今の世の中についてなど、自らを語りながら、時代の新しい視座を示す、初のエッセイ集。
前田司郎の芝居や小説が割りと好きなので読んでみたのだが、これは今ひとつというか今ふたつくらいだった。書いてあることがとりとめもなさすぎて、ほとんど意味がない。図書館本なのでいいのだが、買っていたらかなりガッカリしただろうな。
口から入って尻から出るならば、口から出る言葉は | |
前田 司郎 晶文社 2015-05-23 売り上げランキング : 455013 Amazonで詳しく見る by G-Tools |