カンブーザ(ディナー)

娘の誕生日ディナーで久しぶりにカンブーザへ。席は一階の入り口付近。
食前酒は私がスプマンテで妻は珍しくシェリー。娘はブラッドオレンジジュース。氷もブラッドオレンジで出来ているところが娘のお気に入りである。
一階にソムリエの多賀さんが居たので、ワインはボトルではなく、料理ごとにグラスで合わせてもらうことにした。

突き出しはカボチャのスープ。前菜は迷った末に魚介を2品。「トスカーナ風パンのズッパ“リボッリータ”に浮かべた大間産真ダラの白子のソテー」と「玉ねぎのスフォルマートと、厚岸産牡蠣のソテー」。
ワインは樽の効いたシャルドネソーヴィニヨン・ブランの2種類。白子は濃厚なので、シャルドネの方が合ったかな。牡蠣とソーヴィニヨン・ブランもまずまず。



ピッツァは「マルゲリータ コン ブッファラ(カセルタ産 水牛100%のモッツァレラ・トマトソース・パルミジャーノ・バジル(+315円)」。本当はリモーネとかを食べたいのだが、娘のリクエストでは仕方がない。久しぶりのカンブーザのピッツァだったが、やはり文句なしに美味しいね。
ワインの銘柄・品種は失念。プラスチックコルクだったから、比較的安価なワインだったのだろう。全体からすると、このワインのレベルはちょっと低かった。
パスタはイカスミを練りこんだものと迷ったが、「平打ち“パッリア エ フィエーノ”;ブレス産 ホロホロ鳥とプーリア州特産カルドンチェッリのラグー」にした。二色のパスタが見た目にも美しい。これは1.5人前にしてもらって、娘も含めて0.5人前ずつのお皿にしてもらった。相変わらずパスタも美味い。
ワインはリボッラ・ジャッラ。新しいボトルを開けてもらったのだが、ちょっと冷えすぎていた。もう少し高い温度からスタートした方が、より美味しかったと思う。



魚料理が「三浦産 金目鯛と冬野菜のソテー ケッパーのブッロブルチャートソース」で、肉料理が「天城より直送 天然イノシシとフォアグラのポルペットーネ マデラ酒と黒トリュフのソース 上からも黒トリュフをかけて(+1575円)」。肉料理は抜群に美味しかったが、+1575円はちょっと高すぎかな。
ワインは白が確かアンセルミだったと思うが、品種を失念。赤はサンジョベーゼだったと思うが生産者は失念。



ドルチェは娘がティラミス、妻がチョコレート系で、私は「アマレットでマリネした柿とリコッタチーズをくるんだトスカーナ風、栗粉のクレープ 塩キャラメルのジェラート添え」にした。娘には誕生日おめでとうのクッキープレートとロウソク付き。多賀さんに3人の写真も撮ってもらった。



ドリンクは妻がエスプレッソで私はカプチーノ。小菓子も出た。
カプチーノを頼むとラテ・アートが楽しみだが、今回は多賀さんのナプキン・アートにも楽しませてもらった。娘がトイレに行っている間にナプキンでロウソクを作ってくれた。



それほど何度も来ているわけではないが、やはりカンブーザではくつろいで食事ができる。料理もワインも美味しかったね。次に行くのはいつになるかな? もう少し予約が取りやすいといいんだけどね。

カンブーザ

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