パシフィック・ネーションズカップ 日本 vs フィジー

ラグビーのパシフィック・ネーションズカップは5日、名古屋市瑞穂ラグビー場で2試合が行われ、日本代表はフィジー代表に19―25で敗れた。
 世界ランキング14位の日本は同16位のフィジーに前半3本のPGで9―0とリードしたが、連続トライを奪われて逆転を許し9―14で折り返した。後半には1トライを挙げたが、反撃は及ばなかった。
 サモアはトンガを20―18で下した。大会は4カ国が総当たりで争い、日本は10日にトンガと対戦する。 

体格の劣るジャパンがボールをどんどん動かしてフィットネスで勝負するという意図は十分に伺えたが、接点で負けてしまっては威力が半減してしまう。ボールごとタックルされて、ボールを出せなかったり、ダウンボールしても絡まれてノット・リリース・ザ・ボールになることが多かった。次戦以降はそのボール出しの部分をどう改善するかだろうな。
あとは、ラインブレイクできる人が一人でもいるといいんだが。立川も駄目だったし、後半から出てきたライアンでも突破できなかった。やっぱり動かして動かして、ギャップを見つけるしかないのかなあ。
ラインアウトが比較的安定していたのは良かったが、肝心なところでのノッコンは痛かった。
まあでも、日本人主体のチームでどこまでやれるのかには期待して注目したい。