ワールドカップ準決勝 フランスvsウェールズ

オークランドニュージーランド)共同】ラグビーのワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会第23日は15日、同国北島オークランドのイーデン・パークで準決勝1試合を行い、フランスがウェールズに9−8で辛勝し、1999年大会以来3大会ぶり3度目の決勝進出を決めた。
 フランスは劣勢だったが、前半に相手に退場者が出て数的優位に立ち、3PGで挙げた9点を守りきった。ウェールズは1人少ない14人で押し気味に試合を進め、後半19分にSHフィリップスのトライで1点差まで迫った。終盤も攻め続けたが及ばず、初の決勝行きを逃した。W杯で初対戦だった両チームは通算43勝43敗3分けの五分となった。
 準決勝の残り1試合は16日にオーストラリア−ニュージーランドが行われる。

正直あまり面白い試合ではなかった。ウェールズのキャプテンが前半19分に危険なタックルで退場になってしまい、試合の均衡が崩れてしまった。フランスは14人のウェールズ相手にトライが取れないし、ウェールズも逆転のチャンスでコンバージョンを外してしまった。
それにしても予選プール2敗のフランスが決勝に進むとは。なんか悪運が強いよな。ただ、この準決勝で一人減ったウェールズをみんなが応援して、フランスにブーイングを浴びせたのはおかしい。危険なタックルという反則を犯したのはウェールズのキャプテンなんだから。まあ、一発レッドは厳しすぎるという意見もあるが、個人的にはあれはレッドでも仕方ないな。