バシュレ・ブルゴーニュ・ルージュ 2006

■■■リアルワインガイド87〜88+点■■■
香りは見事に閉じている。しかしこのクラスとしては考えられない何か迫力のようなものがある。香りは閉じているが味は全開。クラスをあっさり超えた酒質は香りから感じたように迫力があり、黒い味わいが全体を支配している。緻密で継ぎ目もなく、まるで良く出来た村名クラスを飲んでいるよう。液体はきめ細かいタンニンが存在し、骨格もしっかり。また酸もバランスよく存在する見事なACブル。

多分湘南ワインセラーにて購入。確かに香りは閉じ気味かな。上には「きめ細かいタンニン」って書いてあるけど、そうではなかったな。ややタンニンがきつかった。それなりに美味しかったけど、昼に飲んだメオ・カミュゼと比べてしまうとやはり差があるな。


今回のパンは、私のパンの師匠である(勝手に決めた)メロンパンナさんに教わった駒場東大前にある「ル・ルソール」のもの。西口から出れば歩いてすぐのところにある。小さなお店なんだけど、並んでいるパンをちょっと見ただけで、うちの近所のパン屋とはレベルが違うのがよく分かる。
入店時にはラスト1本だったバゲットが買えて良かった。他に買ったのは、パン・オ・フィグ、チャパタ、パン・オ・オリーブ、カヌレ、クリームパン。看板のパンブーリエも買いたかったんだけど、ちょっと高かったので今回はパス。安そうなパンをちょこちょこと買った。
バゲットはかなり細くてロブションのものに近い。生地の色も濃くて塩系だ。何も付けなくても美味い。パン・オ・フィグはもうこの形でやられる。イチジクもたっぷり入っている。クリームパンのクリームもちょっと感動だったな。まるでプリンだねあれは。他のパンもみんな美味しかった。
途中下車して買いに行くだけの価値はあるね。下北沢に行くときにはまた寄りたい。


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