モダンスイマーズ「凡骨タウン」@東京芸術劇場 小ホール 1

昨年5月、ロングラン公演で好評を得た「夜光ホテル」が芸劇eyes参加作品として劇団旗揚げ10周年の今年度を締めくくるべく続編として早くも上演が決定しました。

タイトルの「凡骨タウン」の凡骨(ぼんこつ)とは何の取柄もない、という意味の言葉です。
この言葉に秘められているもの、そして彼らの人生の行方またその選択は…

続編ではありますが、登場人物と背景が同じということで連続ものではありませんので、初めての方にも十分にお楽しみいただける作品です。

この最新作の全貌は是非、劇場でお楽しみください。


作・演出 :蓬莱竜太


出 演:モダンスイマーズ( 古山憲太郎、津村知与支、小椋毅、西條義将 )
萩原聖人
千葉哲也緒川たまき、佐古真弓、辰巳智秋


会 場:東京芸術劇場 小ホール 1
公演日程 :2010年2月5日(金) 〜 21日(日) 全18 回 公演

モノトーンの硬質的な舞台装置。「夜光ホテル」のその後なのかと思いきや結構「夜光ホテル」の前の話も多い。継ぎ目なしに時間が行ったり来たりするし、回想シーンも入ってきたりするので、なかなか分かりにくいところもある。全体的なトーンはかなり暗めだね。話としては「夜光ホテル」の方が好きだな。
早乙女役の千葉哲也は凄い存在感だったね。緒川たまきは昔からのファンだったので、生で観られて嬉しかった。モノトーンの舞台装置に赤い傘がとても印象的だった。