劇団道学先生「リンゴ リンゴ リンゴ」@赤坂RED THEATER

五輪が街にやってくる!?


期待に胸ふくらまし
不安に揺れ
そして そんなモンはいらないやい!と
蛮勇ふるって立ち向かい・・・
街の住人たちの さて運命やいかに!?
五輪五輪ごりんごりんごリンゴリンゴリンゴ・・・!?


劇団道学先生 5年ぶりの中島淳彦新作は
ドン・キホーテ・デ・ジャポン」!!


作・演出:中島淳彦
出演:青山勝 大西多摩恵 土屋裕一(*pnish*) 津村知与支(モダンスイマーズ) 
   44北川(44 Produce Unit) 斎藤ナツ子(空間ゼリー) かんのひとみ 福島勝美 /
   あめくみちこ東京ヴォードヴィルショー) / 六角精児
会場: 赤坂 RED THEATER 
期間: 2009年 12 月 9日(水)〜 24 日(木)

席は前から3列目の中央といういい席だった。舞台装置はかなり簡素だ。中央に四畳半の畳があり、周りを廊下が囲んでいて、柱があちこちに立っている。
この舞台は何なのだろうかと思っていたら、とある古びたアパートの一室だった。借金まみれの落ち目の作詞家(青山勝)がこのアパートに流れてくるところから話は始まる。
簡素かと思われた舞台装置には仕掛けがあって、それもうまく活用していた。みんないい味出してたんだけど、津村知与支はちょっと出番が少なかったかな。そんな中一番目立ってたのはやはり土屋裕一だろうな。出てきただけで「ああ、これは」と思わせる格好。実際に芝居中でもそう呼ばれていた(ネタばらしになるので書けない)。当て書きかと思えるほどハマってたなあ。
コスプレとかギターを使っての歌とか見どころも満載で面白かったんだけど、ラストがちょっと弱かったかなあ。そこが残念。上映時間は2時間ちょっと。