インシテミル(米澤穂信)★★★☆☆ 4/17読了

車がほしかった結城理久彦。「滞って」いた須和名祥子。オカネが欲しいふたりは、高給の怪しげな実験モニターに応募した。こうして12人が集まり、館の地階に7日間、閉じ込められることに。究極の殺人ゲームが始まる・・・。

究極の本格ミステリなのか、本格ミステリへのアンチ・テーゼなのか。いずれにせよ、登場する数々の小道具やモチーフが本格ミステリ読みを悦ばせるのは間違いない。かくいう私も随所でニヤリとさせられた。先が気になって夢中になって読んだけど、ラストはどうかな。もっとひねって欲しかったな。

インシテミル
インシテミル米澤 穂信

文藝春秋 2007-08
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おすすめ平均 star
star次もあり?
star米澤穂信の「人文科学的な実験」
star設定・展開ともに退屈しませんでした

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