グランクリュ

下北沢に行くことがあったら、寄ってみようと思ってブックマークしておいたお店。「グランクリュ」っていう名前がいいよな。「Get Back!」を観る前にランチを食べに立ち寄った。南口の路地裏にこっそりある。店内も狭い。カウンターが5席くらいに、テーブルが3つくらいしかない。男性のシェフ一人にウェイトレスが一人。
おまかせコース(1,800円)を注文。構成は「サラダまたは本日のスープ、メインのお料理、デザート、ドリンク」となっている。カウンターの別のお客さんのサラダを見ると、量は多いけど結構普通そうだったので(失礼)、スープを選択し、メインは骨付若鶏のコンフィにした(魚はアイナメのソテーだった)。
もちろん「グランクリュ」だからワインがある。グラスで頼めるものは、数種類あったのだが、結局ローヌのカリニャンというブドウからできた赤ワインにした。造り手等の詳細は不明。そもそもカリニャンというブドウの品種を知らなかった。ちょっと甘い香りがして、味もなかなか良かった。グラスはリーデルブルゴーニュグラス。
スープも白インゲン豆、キャベツ、ベーコンなどがたっぷり入っていて美味しかったね。パンは小さな丸いパン(自家製か?)。メインの鶏は皮がバリッパリで美味しかった。ちょっと塩がきつい気がするが、その辺もビストロの料理っぽい。フィンガーボウルを用意してくれたので、最後は手を使ってむしゃぶりついた。付け合わせの野菜も美味しかった。メインの時にパンのお代わりもくれた。
デザートは紅茶のプリン。味はまずまず。コーヒーはウェイトレスが一杯ずつ手作業で淹れていた。
グランクリュ」は「ルセップ」というお店の姉妹店だということを今知った。いつか「ルセップ」の方にも行ってみたい。