近未来のアメリカ。政府が腐敗した社会には、「物質D」と呼ばれる右脳と左脳を分裂させてしまう恐ろしいドラッグが蔓延。人民の権利はことごとく踏みにじられていた。キアヌ・リーブス演じる覆面麻薬捜査官は、「物質D」の供給源を探るため、自らジャンキーとなりドラッグの世界へと深く潜入していくが、やがて捜査官の立場で、ジャンキーとしての自分を監視する事態に陥る。そして、彼の中で捜査官とジャンキーという2つの人格が分裂し始め、徐々に、しかし確実に崩壊していくのだった。
フィリップ・K・ディック(『ブレードランナー』『トータル・リコール』『マイノリティ・リポート』)原作の伝説的SF作品『暗闇のスキャナー』を、リチャード・リンクレイターがグラフィック・ノベルの手法を用いて映画化。ロバート・ダウニー・Jr、ウディ・ハレルソン、ウィノナ・ライダー、ロリー・コクレイン等、豪華共演で描く近未来サスペンス。オレを監視(スキャナー)しているオレがいる!?
上映時間:100分
監督:リチャード・リンクレイター
原作:フィリップ・K・ディック
脚本:リチャード・リンクレイター
出演:キアヌ・リーヴス 、ロバート・ダウニー・Jr 、ウディ・ハレルソン 、ウィノナ・ライダー 、ロリー・コクレイン
原作は読んでいないので、原作との比較は出来ないが、この映画自体はなかなか面白かった。最大の特徴である実写とアニメを重ね合わせるという手法が活きている。実際に麻薬問題を起こしているロバート・ダウニー・Jrがジャンキー役をやっているというのも何とも言えなかったねw。
レンタル版なのだが、特典映像はちゃんと入っていて、アニメ製作の裏側なんかが覗けて面白かった。
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