エマニュエル・ルジェ・ヴォーヌ・ロマネ 2003

本日大放出するヴォーヌ・ロマネを造っているのは、エマニエル・ルジェさん。ジャイエさんの甥にあたるルジェさんは、ジャイエさんから畑を受け継ぎました。

しかも、受け継いだのは畑の所有権だけではありません。ルジェさんは1976年からジャイエさんの元で一緒にワイン造りを行っていました。メオ・カミュゼやシャルロパン・パリゾなど、ジャイエさんには数人のお弟子さんがいらっしゃいますが、ジャイエさんの元で最も長く、そして最も正確にジャイエさんの醸造技術を受け継いだ人物、真の後継者がルジェさんなんです。

イーエックス・ワインにて随分前に購入。結婚記念日用にはこれを開けた。ブルゴーニュ・パストゥグランを飲んだ時に、香りが非常に華やかだった記憶があるのだが、今回のヴォーヌ・ロマネはそこまで華やかではなかった。しかし、単純で華やかなブルゴーニュ・パストゥグランと違い、複雑な深い香りだった。味わいも整っていてさすがと思わせてくれたが、若干酸味が強い気がした。ただ、妻はとても美味しいと喜んでいたので、酸味に関しては個人の味覚の差なのだろう。
高いなりに美味しいワインだが、期待していたほどではなかったな。まあきっと、期待が大きすぎたんだと思うけど。


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