音大を目指して浪人中のワオこと菊名和音と、神童と呼ばれて育った13歳の天才ピアニスト・成瀬うたが出会う。このところ母親の目を盗んではレッスンをさぼってばかりのうたは、愚直なまでにピアノに打ち込むワオを気に入り、彼の実家である青果店に入り浸るようになる。うたの応援もあり、翌春、ワオは首席で合格し、今は亡きうたの父で音楽家だった光一郎を知る御子柴教授のレッスンを受けることになる。
上映時間:120分
監督:萩生田宏治
原作:さそうあきら
脚本:向井康介
音楽:ハトリ・ミホ
出演:成海璃子 、松山ケンイチ 、手塚理美 、甲本雅裕 、西島秀俊 、貫地谷しほり 、串田和美 、浅野和之 、キムラ緑子 、岡田慶太 、佐藤和也 、安藤玉恵 、柳英里沙 、賀来賢人 、相築あきこ 、頭師佳孝 、竹本泰蔵 、モーガン・フィッシャー 、三浦友理枝 、吉田日出子 、柄本明
元々この映画は観るつもりではなかった。『ハンニバル・ライジング』のついでに観たのだがこっちの方が断然良かったね。「成海璃子」の名前はかろうじて知っているに過ぎず、彼女が出ているドラマ等を全く観たことがなかったのでこの映画で初めて彼女のことを知った。奇跡かと思うくらい可愛いね。特にあの大きな瞳と富士額に私はやられました。
松山ケンイチも良かったね。中学生の女の子に振り回される設定は今やっている『セクシーボイスアンドロボ』のロボをちょっと彷彿とさせた。
主演の若い2人をサポートする脇役陣も渋い。柄本明と串田和美は居るだけで温かい存在感があった。甲本雅裕の「She is my treasure.」というセリフも良かったね。もちろん音楽も良かったし、演奏シーンも迫力があった。ワオの入試の時の「熱情」の演奏にはちょっと感動さえした。そして、希望に満ちたラストシーン。いい映画観たな〜という充実感でいっぱいだった。原作のマンガも読んでみたいね。
神童 (1) | |
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