名人戦:森内が4勝2敗で防衛

石川県能美市のまつさきで15日から行われた第64期名人戦七番勝負(毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第6局は16日午後10時2分、109手で森内俊之名人(35)が挑戦者の谷川浩司九段(44)を降し、対戦成績を4勝2敗として、名人位を防衛した。

 残り時間は森内10分、谷川19分。森内は3連覇を果たし、名人在位を通算4期に伸ばした。名人4期は、羽生善治王将(35)と並んで歴代5位の記録。「永世名人」の資格獲得まで、あと1期となった。

 森内は棋王と合わせ、2冠を制する立場を堅持。5年ぶりに挑戦した谷川は、史上初の3度目の名人復位を果たせなかった。

解説の中川七段も言っていたけど、最後はなんかおかしな手を指してポキッと負けちゃったねえ。残念だけど、トータル的に見てみると森内の方が力があったようだ。羽生と森内のどちらが先に永世名人になるかも楽しみになってきたね。
名人戦はこれで幕を閉じたが、名人戦が終わったことによって、今度は名人戦問題が再開となる。こちらの行方からも目が離せない。果たして毎日はどのような提案を出してくるのか。