ようやくメダル

トリノ五輪フィギュアスケートは23日、女子シングルのフリープログラム(FP)が行われ、ショートプログラム(SP)で3位につけていた荒川静香プリンスホテル)は、FPで125.32点をマーク。合計191.34点として、金メダルに輝いた。日本選手のフィギュアスケートでの金は初の快挙。これまではアルベールビル五輪の伊藤みどりの銀が最高だった。村主章枝avex)はFPで113.48点、合計175.23点としたが、4位で惜しくもメダルにとどかなかった。2位はサーシャ・コーエン(米国)、3位は前回銀のイリーナ・スルツカヤ(ロシア)だった。

朝起きて、テレビを点けたらちょうど荒川が演技していた。見た感じ目立ったミスもなく、この時点で1位につけた。その後の村主は3位。最終演技者のスルツカヤの番が回ってきても荒川が1位だったので、銀メダル以上が確定した。そしてスルツカヤの演技。ジャンプで一度転倒したので、その時点で荒川の金メダルが確定した。スルツカヤが3位に入って、村主はちょっと届かなかった。
浅田真央問題を抱え、ここまで日本勢メダル0という重圧の中での金メダルは価値がある。なにはともあれ、荒川にとっても、日本選手団にとっても、メダルが取れて良かったね。