今シーズン最初のすき焼きを食べた。我が家のすき焼きは関西風と関東風の合いの子だ。最初割り下をちょっと入れて肉だけを焼いて食べる。ひとしきり肉を食べたら、野菜類を投入して煮込んでいく。春菊はあまり好きではないのだが、ないと寂しい。ちょっとだけあればいいんだけど、ちょっとだけって売ってないんだよなあ。
すき焼きに合わせて『1990 マランジェ』を開けた。コルクの上の方がちょっと黴びていた。15年ものなんて飲むの初めてだからなあ。突出した味の特徴はない。全体的に熟成されていてまろやかな感じである。渋みも多少あるが、後味としてその渋みが残らないところがいい。やはり今まで飲んできたワインとはひと味違う。香りも非常に良かった。今までは赤ワインを2人で一本開けると、悪酔い気味になることが多かったのだが、これはそうならなかった。う〜ん、これは病みつきになりそうだな。