8歳のダミアンは信心深い男の子。現実主義者の10歳の兄アンソニーとの2人兄弟だ。母を亡くした彼らは、父と共に新しい街に引っ越すことに。引っ越しで使った段ボールで線路近くに秘密基地を作ったダミアン。その中にいると突然大きなスポーツバッグが降ってきた!! 中には大量のお札が!! しかしイギリスの紙幣はユーロに変わる目前。ポンド札は、数日後には紙くず同然。早速、兄のアンソニーはお金を使い放題し始める。一方、ダミアンはこの大金を、貧しい人に与えるための神様からの贈り物だと思う。
製作年度：2004年
製作国・地域：イギリス/アメリカ
上映時間：98分
監督：ダニー・ボイル
脚本：フランク・コットレル・ボイス
音楽：ジョン・マーフィ
出演：アレックス・エテル 、ルイス・オーウェン・マクギボン 、ジェームズ・ネスビット 、デイジー・ドノヴァン 、クリストファー・フルフォード
『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督の最新作と聞けば、とりあえず観たくなる（『ビーチ』以外は大体観てるかな）。今回は子どもが主人公と聞いて、ちょっと意外だったが、観る気は余計に増した。というのも「イギリス映画＋子どもが主人公」は当たりの確率が高いのだ。例えば、『ぼくの国、パパの国』、『リトル・ダンサー』、『シーズンチケット』、『SWEET SIXTEEN』など。
肝心の映画の内容は・・、ちょっと人畜無害すぎるかな。但し、今回オーディションで発掘された、主役のダミアン役を演じたアレックス・エテルは文句なしにかわいいね。あのそばかすが何とも言えない。もう彼の存在だけで全てOKという感じ。
