ジャン-ピエール・エリサルド氏がラグビー日本代表のヘッドコーチに就任したのはもちろん知っているが、どういう人なのか全く分からない。今回「ラグビー愛好日記」経由で「ワールドカップ招致公式サイト」内のエリサルド氏へのインタビューを読んで、エリサルド氏の人となりをほんの少しではあるが知ることができた。
なかなかジョーク好きなようで、面白いコメントが多かったが、最も印象に残ったのが最後の質問に対する回答だ。
―エリサルドさんはフランス代表でもありました。国を代表してジャージを着るという誇りについてお話を聞かせていただけますか。
「私はナショナリストではありません。着ているジャージの重みを感じながら、責任を持って戦うことは大切です。しかし、国のためとか、そういうことではなく、チームに誇りを持つべきです。私はフランス人ですが、日本代表のヘッドコーチである以上、桜のジャージに誇りを持って戦います」
とりわけ「私はフランス人ですが、日本代表のヘッドコーチである以上、桜のジャージに誇りを持って戦います」が素晴らしい! これを読む限り日本代表を託すに値する人物のようだ。任せたよ、エリサルドさん。