スイッチ 悪意の実験(潮谷 験)★★☆☆☆ 2/10読了

夏休み、お金がなくて暇を持て余している大学生達に風変わりなアルバイトが持ちかけられた。スポンサーは売れっ子心理コンサルタント。彼は「純粋な悪」を研究課題にしており、アルバイトは実験の協力だという。集まった大学生達のスマホには、自分達とはなんの関わりもなく幸せに暮らしている家族を破滅させるスイッチのアプリがインストールされる。スイッチ押しても押さなくても1ヵ月後に100万円が手に入り、押すメリットはない。「誰も押すわけがない」皆がそう思っていた。しかし……。

新聞か何かで知って面白そうだと思って読んでみたが、思っていたのとはちょっと違う内容だった。宗教の話も含めて、感情移入というか、人物造形に納得するのが難しく、後半は長さを感じてしまった。