来日した理由はさまざま。暮らしぶりも十人十色。 一人ひとりのストーリーを通して見えてくる普段の生活、そして難民問題、地球温暖化、ジェノサイド、民主化運動、差別の歴史など。
アイスランド、南アフリカ、スペイン、バルバドス、メキシコ、中国、イタリア、ミャンマー、セネガル、モルディブ、韓国、エストニア、フィリンピン、アルメニア、東ティモール、北マケドニア、アメリカ、中国・内モンゴル自治区、コンゴ民主共和国… 18組20人の話を聞いて文と絵にした記録。
『パリのすてきなおじさん』が面白かったので、これも読んでみた。色んな人がいて色んな人生がある。自分がいかに狭い世界で、狭い人間関係の中で生きているのかを痛感させられる。ただ、これは変えられるものでもないので、せめて視野だけは広く持ちたいと思う。