総括

<本の四つ星(順番は読了順)>

猫を棄てる 父親について語るとき(村上春樹) 4/27読了
土に贖う(河崎秋子) 6/25読了
雲(エリック・マコーマック)7/3読了
着せる女(内澤旬子)7/9読了
一人称単数(村上春樹)7/30読了
心は孤独な狩人(カーソン・マッカラーズ)10/30読了
今も未来も変わらない(長嶋有)11/14読了

四つ星を付けただけあって、これらはどれも良かったね。特に1冊選べと言われたら、「心は孤独な狩人」かなあ。

<芝居の四つ星(順番は鑑賞順)>
今が、オールタイムベスト(玉田企画)3/20
The last night recipe(iaku)10/31
石橋けいのあたしに触らないで!(城山羊の会)12/19

「今が、オールタイムベスト」はギリギリ観られて良かった。その後は、「いきなり本読み」を配信でよく観ていた。「いきなり本読み」は配信というフォーマットによく合ってたね。むしろ生よりもいいじゃないかな。iakuと城山羊の会は大好きなので、観られて嬉しかった。演劇はコロナの影響をもろに受けたが、配信で観る気にはあまりなれないんだよな(「いきなり本読み」は別)。役者の演技を生で観たいというのはもちろんだが、他のお客さんとの一体感を味わいたいというのが大きい。他のお客さんとともに笑ったり、涙ぐんだりという場の空気を体感できるのが芝居の醍醐味だと思うから。

今年は、2月に妻と京都に旅行に行ったのだが、その頃はまだコロナの影響はあまりなかった。クルーズ船の感染が問題になっていたが、そのせいで海外からの旅行者が減って京都は空いていたので、ラッキーなんて思っていた。
3月から徐々に雲行きが怪しくなり、4月には緊急事態宣言が発令されて、私もテレワークになった。5月の終わりには通常業務に戻ったが、コロナは収まらない。芝居はほぼ中止になるし、ラグビーの試合も中止になった。ワールドカップの翌年で、ラグビー界がいよいよ盛り上がるぞというときだったので、非常に間が悪かった。バドミントンの練習ができないのも辛かった。
後半になって、ようやく芝居が復活してきたり、バドミントンの練習もできるようになって良かったなと思っていたのだが、ここに来て、また感染者数が増えてきておかしなことになってきた。来年はトップリーグも始まるので、これ以上、おかしなことにならないといいんだが。
今月の上旬にはiPhoneがおかしくなったのにも参った。知らないうちにかなり容量が切迫していたようで、音楽をダウンロードしながら、そのまま放っておいたら、容量をどうにかしろというメッセージが出て、どうにかしようとしても、すぐにホーム画面に戻ってしまうから再起動したら、リンゴループに陥ってしまった。これは恐ろしい現象で、電源は切れないし、強制再起動もできないのだ。ネットで調べて色々やってみたが、どうにもうまく行かないので、修理屋に持ち込んだ。結局、復旧は叶わず、初期化することになった。ただ、iCloudにバックアップが取ってあったので、復旧することができた。これからは容量に気を付けないといけない。
去年の今頃は今年がこんなことになるなんて誰も思わなかっただろう。まったくもって、おかしな、ひどい1年だった。ただ、生きていかなくちゃいけないので、淡々と暮らしていくしかないね。