暴虎の牙(柚月裕子)★★★☆☆ 12/4読了

広島のマル暴刑事・大上章吾の前に現れた、最凶の敵。愚連隊「呉寅会」を率いる沖虎彦の暴走を、大上とその愛弟子である日岡は止められるのか? 著者の人気を決定づけた警察小説『孤狼の血』シリーズ、ついに完結!

狼、犬と来て最後は虎。愚連隊「呉寅会」を率いる沖虎彦が、若い頃は大上と対決し、年取ってからは日岡と対峙する。つまり、大上と日岡の両方を楽しめる2部構成になっているのだ。このシリーズは面白かったので、これにて完結はちょっとさみしいね。