この企みは予測不可能―― ノルウェイ文学界で最も刺激的な作家ソールスター。 巧妙なストーリーテリング、型破りな展開、 オリジナリティ際だつその小説世界を、 村上春樹が初めて日本に紹介する。 〈この世で最も素晴らしい幸福とは短い幸福であるということが、 ビョーン・ハンセンには心の底でわかっていた。〉〈本文より)
立ち読みして面白そうだなと思ったが、買うのは控えて図書館にリクエストした。村上春樹は夢中になって読んだと書いていたが、個人的には読むのに苦労した。途中からは少しリズムが掴めたが、長編なのに短編のように話が区切れていくのも変わっているし、内容や書き方も変わっている。最後のエピソードも「だから何なのか」という感じが拭えない。興味深い本ではあったが、個人的にはイマイチだったかなあ。
NOVEL 11, BOOK 18 - ノヴェル・イレブン、ブック・エイティーン | |
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