歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)

武蔵坊弁慶    吉右衛門
富樫左衛門    菊五郎
亀井六郎     歌 六
片岡八郎     又五郎
駿河次郎     扇 雀
太刀持音若    玉太郎
常陸海尊    東 蔵
源義経      藤十郎

友人のO氏がツイッターでやたらに吉右衛門の弁慶が素晴らしいと絶賛しているので、ならばと一緒に幕見に行くことにした。歌舞伎座に行くのも初めてなら、まともに歌舞伎を観るのも初めてである。
5時半過ぎに着いたのだが、購入したチケットの番号は100番を超えていた。開場時間まで付近をぶらぶらしてから幕見席のある4階に戻ると、番号順に客が整列させられていた。あまりのシステマティックさに驚いたが、この方が確かに不公平がなくていい。ここでO氏と合流。彼の番号は私の少し後だった。結局二人とも立ち見である。
中に入って、どの辺に立てばいいのか聞くと、弁慶が見たいからということで上手方面へ。4階なので、さすがに舞台が遠い。O氏はオペラグラス持参だったが、私はそこまで考えが及んでいなかった。
セリフは半分くらいしか分からないのだが、あらすじは知っているので、それほど問題はない。確かに吉右衛門の弁慶は良かったね。大向うの掛け声も面白かった。
幕見というシステムはいいね。チケット代が安いし。今後も気になる演目があれば、幕見に行ってもいいな。