ジェノサイド(高野和明)★★★★★ 9/15読了

急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。

ずいぶんと話題になった本書、ようやく読みました。話題になっただけのことはあるね。かなりぶ厚いんだけど、続きが気になって、ぐいぐい読んでしまう。
時々、ちょっとそれはどうかなっていう記述もあったけど、そんなものは帳消しにするくらい面白かった。
ただ、この本を読むと、いつまでも戦争を繰り返す我々人類って一体って思っちゃうね。

ジェノサイド

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