獣たちの庭園(ジェフリー・ディーヴァー)★★★☆☆ 4/15読了

1936年、オリンピック開催に沸くベルリン。アメリカ選手団に混じって、ナチス高官暗殺の使命を帯びた一人の殺し屋がニューヨークから潜入するが、現地工作員と落ち合う際に誤って人を殺し、警察に追われる身となる。暗殺を果たし、無事に国外逃亡できるか…。「どんでん返し職人」ディーヴァーが初めて挑んだ歴史サスペンス。

ずーっと前に買ってそのままになっていた本書をようやく読んだ。ちょっと取っつきにくいのだが、終盤のどんでん返しあたりからページをめくるスピードが加速した。人間味のある殺し屋という一見矛盾した人物造形の主人公がなかなか良かったね。

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