ザ・万歩計(万城目学)★★★☆☆ 6/10読了

少年時代に大阪で阿呆の薫陶を受け、大学時代に自分探しの旅先で全財産を失い、はては作家目指して単身東京へ。ホルモーでついに無職を脱するも「御器齧り」に苛まれ、噛みまくるラジオに執筆を阻まれ、謎の名曲を夢想する日常は相変わらず。そのすべてを飄々と綴った初エッセイ集。文庫版あとがき「その後の万歩計」を収録。

なかなか面白かった。特に、作家になる前に勤めていた会社の話や作家になるために会社を辞めてしまう辺りが良かったね。