阪神―巨人戦での誤審

今日の試合でひどい誤審があった。7回裏、阪神が3-2と勝ち越して、なおも2アウト1、3塁でブラゼルの打席。このブラゼルのセカンド後方のフライを脇谷が落球したのに一塁塁審がアウトと判定してしまったのだ。


(問題の場面は1:09あたり)


人間なんだから誤審も仕方がない、という意見もあるだろう。しかし、ここで問題なのは、捕ったか捕っていないのかが見えていないのにアウトと判定したことにある(二塁塁審は何をしていたんだというのも非常に疑問だ)。
例えば、その次の巨人の攻撃での小笠原のショートゴロ内野安打の判定もきわどかった。ほぼ同時のようだったが判定はセーフ。このケースでは一塁塁審はちゃんとボールと小笠原の足を見た上でジャッジしている。仮にこれがリプレーで微妙にボールの方が早かったとしても、それは人間が見ているんだから仕方がない。
(余談だが、このプレーを一塁塁審がアウトにしていれば「おあいこ」のような感じになったのに、セーフにしてしまい、そこから巨人が逆転した。)
外野に審判を置かないのであれば、やはりビデオ判定を導入した方がいいんじゃないだろうか。リプレー見れば一発だからね。審判もひどいけど、明らかに落球したのに、あたかも捕ったかのようにしれーっとしている脇谷もどうかと思うね。
あとこれは誤審とは関係ないけど、今日の小笠原の全力疾走や横浜の村田の全力疾走を褒め称えている風潮があるけど、そもそも全力疾走するのが当たり前なんじゃないだろうか。じゃあ、今までは何だったんだよと言いたくなる。
あ〜あ、今日は巨人ではなくて審判に負けたな。せっかくの平野の超ファインプレーも台無しだよ。