時が滲む朝(楊逸)★★☆☆☆ 11/3読了

1988年夏、中国の名門大学に進学した2人の学生、梁浩遠(りょう・こうえん)と謝志強(しゃ・しきょう)。様々な地方から入学した学生たちと出会うなかで、2人は「愛国」「民主化」「アメリカ」などについて考え、天安門広場に行き着く――。
大学のキャンパスで浩遠と志強が出会った「我愛中国」とは。同窓の友人たちとの議論や学生生活を通して、現代中国の実像を丹念に描きつつ、中国人の心情がリアルに伝わってくる力作です。物語の後半では日本も登場し、国境を越えるダイナミックな展開から目が離せません。衝撃の前作『ワンちゃん』から半年、スケールアップした新鋭の最新作です。

妻が図書館で借りてきたのでついでに読んだのだが、イマイチでしたね。なんか引っかかってくるものがないんだよな。これなら前作の『ワンちゃん』の方が良かったね。

時が滲む朝
時が滲む朝楊 逸

文藝春秋 2008-07
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おすすめ平均 star
star良い作品、でも・・・
starそれでも祖国を想う理想は大事ですけどね
starいつも光が滲む、そういう文体。

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