近年は『瞼の母』『人形の家』『楽屋〜流れ去るものはやがてなつかしき〜』など、国内外の近代戯曲を現代の魅力あふれる俳優たちによって蘇らせているシス・カンパニーが、久しぶりの新作公演、それもコメディー作品を発表することが決定しました。
脚本を手がける福田雄一とマギーは演劇ユニット「U-1グランプリ」としても活動しています。これまで上演された公演は、限られたシチュエーションの中で独特の笑いのセンスを盛り込み、いずれも高い評価を獲得。今作でもその手腕は発揮されることでしょう。
主人公はタイトルにもあるバンデラス。米国軍随一のネゴシエーター(交渉人)で、彼の使命は12時間後に迫ったロシアとの開戦を阻止すること。しかし、国家の危機に潜む個人的な思惑、勘違い、そして行く手を阻む悪気のない人々が現れて・・・。
バンデラス役には幅広い演技力でさまざまなな役をこなす堤真一、共演には高橋克実、小池栄子、村杉蝉之介、中村倫也、高橋由美子、段田安則と、豪華かつ実力派の面々がそろいました。
同カンパニーの刺激的な挑戦は、私たち観客にも新しい劇世界を見せてくれるに違いありません。お見逃しのないように!
[作] 福田雄一/マギー
[演出] マギー
ぴあとe+のプレリザーブに何度もチャレンジしてようやく取れた。ただ、土曜日が取れず金曜日になってしまったけど。この芝居は楽しみだな。主役の堤真一を初めとしてキャストが素晴らしいし、作・演出の福田雄一とマギーのコンビも興味深い。