人気落語家・立川志らくが、師匠である立川談志を、談志落語の代表作ともいえる十八席を軸にあますことなく活写。
「落語とは何か」「落語家はどうあるべきか」という談志の問いを自らに引き受けるべく書き下ろした、立川志らく渾身の一冊です!!
著者自身も書いている通り、別名『青めだか』とも言える本書。やはり談春の『赤めだか』と読み比べると面白い。『赤めだか』では結構散々な書き方されてたからね。反論の1つも言いたくなったのだろう。
内容が似通っている分、やはり先に出ている『赤めだか』の方がインパクトが大きい。まあ、後先を抜きにしても私は『赤めだか』の方が面白かったね。本書は志らくの自慢話がちょっと多いんだよな。そこが残念だった。
雨ン中の、らくだ | |
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