Palm OSデバイス終了

Palmエド・コリガンCEOがPalm OS搭載デバイスの終息をあきらかにしました。PreCentralが報じている投資家向けの説明によると、小型スマートフォンのCentroがさらに別のキャリアから販売されることを除いて、今後PalmからPalm OS搭載デバイスがリリースされることはないとのこと。1996年のPalm Pilotに1.0が搭載されて以来バージョンを重ねてきたPalm OSは2002年にPalmからスピンオフしたPalmSourceに開発が移り、PalmSourceが日本のACCESSに吸収されたのちはGarnet OSとしても知られてきましたが、本家 Palmではついにその役割を終えたことになります。

1999年5月の発売日初日に「WorkPad c3」を購入し、その後何台か乗り換えて、今も「CLIE TH55」を使い続けている私にとっては実に寂しいニュースだ。
とっくにソニーからも見限られたクリエだが、私にとってはなくてはならない存在となっている。一時は「iPhone」で代替可能なのかとも思ったのだが、それは無理な相談だった(今後は分からないが、現時点では無理)。
今の「CLIE TH55」が壊れるとすごく困るので、中古で予備を買おうかどうしようかいつも迷っている。