ニコラ・ロシニョール・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 1996

■ニコラ・ロシニョール
歴史あるドメーヌの著名なワイン以外の情報をあまり聞く事もないヴォルネイで、ブルゴーニュの新しい流れを造り出している若手。ペイル・ローズ、ドニ・モルテなどを愛し、非常に濃い紫系の色調をもち、鮮烈な果実味が溢れる、スタイルして最先端のワイン。今はテロワールの個性を活かし、果実の純度を大切にワインを造っています。
現在は、自らの畑4.5ヘクタールと、父親(ロシニョールジャナール)分11.5ヘクタール、合計16ヘクタールの畑からワイン造りをしています。ワインの醸造方法は、どちらのワインも同じですが、ニコラの方は無濾過で、ジャニャールの方は、軽く濾過してから瓶詰めされます。

湘南ワインセラーにて購入。1996年という良年の割に驚くほど安かった。そうなるとちょっと眉に唾を付けながら飲むことになるが、結果的にはなかなかいいワインだった。
あまり開けて置いておく時間がなかったのだが、さすがに年月が経っているだけあってタンニンはまろやかになっている。色調は若干枯れた感じ。味わいもやや枯れ気味かな。ツルツル飲めて美味しいのだが、残念なのはあまり香りがしないこと。まあ、2千円台でこれだけ美味しいんだから、全てを求めるのは酷だよな。結構澱があったので、デキャンタージュすればよかったと後で思った。


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