美女に会ったら伝えてくれ。俺は嫁を大事にする男だと。妄想と執筆に明け暮れた、多忙にして過酷な日々。森見登美彦氏を支えてくれたのは、竹林であった。美女ではないのが、どうにも遺憾である。虚実いりまぜて、タケノコと一緒に煮込んだ、人気文士の随筆集。
私は十分に楽しめたけど、森見登美彦作品を一度も読んだことがない人がいきなりこれを読んだら「何じゃこりゃあ」となるだろうな。まあ、森見ファン向けの一冊だね。果たして、本当に竹を刈っていたのだろうか?
美女と竹林 | |
森見登美彦 光文社 2008-08-21 売り上げランキング : 9455 おすすめ平均 出来ない仕事は断ろう。はじめてからでも遅くない。 一言で言うと「ぐだぐだ」です 妄想エッセイ暴走中 Amazonで詳しく見る by G-Tools |