ハンティング・パーティ ★★★☆☆ 109シネマズMM横浜

1995年。ボスニア紛争で「民族浄化」という名の大虐殺を行った戦争犯罪人ラドヴァン・カラジッチ(現在も捕まっておらず500万ドルの懸賞金がかけられている)。彼を追う3人のジャーナリストがCIAに間違えられ、想像を絶する真実にたどり着くという、実話を基にしたヒューマン・サスペンスが『ハンティング・パーティ』だ。表に見えていることは本当に正しいのか、真実と捉えていいのか・・・この物語にはそんなジャーナリズムに命を懸けた男たちの生きざまが描かれている。


監督:リチャード・シェパード
脚本:リチャード・シェパード
出演:リチャード・ギアテレンス・ハワードジェシー・アイゼンバーグダイアン・クルーガー、ジェームズ・ブローリン、ジョイ・ブライアント、マーク・イヴァニール、ゴラン・コスティッチ、ディラン・ベイカ

内容的にはかなり重いものがあるのだが、深刻なドキュメンタリー作品というわけではない(キャストを見れば分かると思うが)。かといって、軽薄なエンターテイメントというわけでもない。その辺のミックス加減がなかなか上手い。
主要キャストの3人はみんな良かったね。関係ないけど、テレンス・ハワードってすごく澄んだ綺麗な目をしてるんだよな。
観る人の受け止め方によって、色々な側面を持つ映画だと思う。見て損はないと思うよ。


109シネマズのブロンズカードを持っており、なおかつ火曜日だったので1,300円で観ることが出来た(実は火曜日は1,300円というのを失念していた・・)。さらに109シネマズでは、10周年キャンペーンということで、来年の4月まで10日と19日が1,000円均一デーとなる。TOHOシネマズでは14日が1,000円だし(今年の8月まで)、もともと毎月1日は1,000円だし、それにレディースデーなどもある。こうしてみると、映画好きには安く観るチャンスが増えたね。