J.ラサール・プレフェランス・ブリュット [NV]

このシャンパンハウスは、年間生産量がたった25000本の小さなシャンパンハウスです。全体の生産量の内の7割もを昔からの個人顧客に販売しており、通常の流通量は大変少なく、入手する事が困難なシャンパーニュです。このシャンパンハウスが持っている畑は全てがプルミエクリュに格付けされている高品質なシャンパンです。ロバート・パーカー氏は5つ星の評価をしています。ワインスペクター誌においても、クリュッグと同じ評価を受けています。

かわばた酒店にて3,480円で購入。「ボーモン・デ・クレイエール」、「ガルデ・ギィ・ド・サン・フラヴィ」、「モン・フェラン・カヴァ・ロゼ」とかわばた酒店が薦める低価格・高品質だというシャンパンがことごとくイマイチだったのだが、今回の「J.ラサール」は美味しかった。
色はやや薄めだがゴールド、泡立ちもまずまず。そして味わいにもそれなりのリッチ感がある。これは何かに似ているなと思ったら「クリュッグ」だった。色、泡立ち、味わい、すべてにおいてクリュッグを小振りにしたような感じなのだ。後で調べたら何とJ.ラサールは「庶民の為のクリュッグ」と言われているらしい。言い得て妙だな。「庶民の為のクリュッグ」というと何だか馬鹿にしているようだが、決してそんな感じではない。RMらしい個性が足りないという感じがしないでもないが、これだけ美味しければそれでいいだろう。クリュッグはそう簡単には飲めないが、J.ラサールなら飲める。サイトを見たら、残り一本だったのですかさず買ってしまった。


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