Palm 10周年

Appleは4月で30周年となったが、一方でPalmも10周年を迎えている。日本ではAppleの勢いとは対照的な凋落ぶりだが、とにもかくにも10周年だ。そこで、この雑誌を購入。

Palm Magazine 永久保存版
Palm Magazine 永久保存版アスキー書籍編集部

アスキー 2006-03-28
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私とPalmとの関わりは、1999年5月の「WorkPad c3」の発売の時に遡る。とにかくこれが発売になるのが待ち遠しくて、来る日も来る日も「PalmFan」や「パーム航空」で情報を仕入れていた。そして発売初日にわざわざ会社を遅刻して、開店と同時にビックカメラで購入した(別に行列もできておらず、あっさり買えたわけだが・・)。「WorkPad c3」を手にしたのが嬉しくて、ヴィトンのケースまで買ってしまった(タイガのグリーン)。今でもこの組み合わせが一番美しかったと思う。
そこから、中古の「CLIE PEG-T600C」→新品の「CLIE PEG-TH55」と現在は3台目である。一度「Palm m 100」を妻にプレゼントしたが、ほとんど使ってもらえなかったなんてこともあった。
実は「Palm Magazine」を買うのはこれが初めて。今までの24冊分がCD-ROMにすべて収録されているので、これ一冊買えばOKだとも言える。内容的にも、Palm Source社を買収したACCESS社の話や英語版Palmを日本語化して快適に使用するための特集など、買っておいて損のない話が盛りだくさんである。その中でも特に注目すべきは「プロジェクトパーム」の抜粋収録のページに書いてあった、プロジェクトパームの電子書籍化のお知らせである。「プロジェクトパーム」とはパーム航空の機長がパームにまつわる人々の話をまとめたパーム版「プロジェクトX」のような話である。この件に関しては、機長の現在のサイトのこの記事を参照してもらった方が早い。マイカ出版というところが電子書籍として出版するらしい。以前からずっと読みたいと思っていただけに実に楽しみである。