統廃合を2年後に控えた松尾高校の校長(もたいまさこ)は、なんとか後世に松尾の名を残したいと思い、俳句甲子園への出場を宣言する。5人1組の出場メンバーに選ばれたのは、帰国子女の治子(関めぐみ)、チアリーダー部をクビになったマコ(小林きな子)、治子に恋する土山 (細山田隆人)、野球部補欠選手・山岸(橋爪遼)、治子に憧れる1年生のPちゃん(蓮沼茜)だった。
『バーバー吉野』の荻上直子最新作。映画館で観るほどではないなと思っていたが、やはりその通りだった。題材が地味なせいか、『ウォーターボーイズ』や『リンダリンダリンダ』なんかに比べると見劣りがする。もっとエンターテイメントに向かうのか、逆にもっと地味めでしっとり方面に向かうのかをはっきりさせた方がいいような気がするな。本作は中途半端だ。
『運命じゃない人』の中村靖日が俳句強豪校(『ピンポン』の海王学園そっくり)の主将で出ていたのは結構笑えた。調べたら、中村靖日のブログがあった。「恋は五・七・五!」関連のエントリはコチラ(31歳、ぎりぎりアウトな高校生役w)。
ウクレレ弾きのPちゃんこと蓮沼茜は、初めて見たけど可愛かったね。
恋は五・七・五! 全国高校生俳句甲子園大会 | |
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