箱根温泉旅行(その2)

朝起きるとまず風呂へ。いちいち準備しないですぐさま入れるのがいいよな。朝食には昨日の伊勢エビで出汁を取った味噌汁や、アジの開き、湯豆腐など、定番の数々が並んだ。いつもトーストにコーヒーなので、純和風の朝食は久しぶりだ。朝食のあと、もう一度風呂に入ってからチェックアウトした。
河鹿荘は何より、箱根湯本駅から徒歩5分というのがいいよな(特に車のない我々にとっては)。部屋もお風呂も料理も良かった。従業員の対応もまずまず良かった(部屋付きの仲居さんは顔といいしゃべり方といい、デヴィ夫人そっくりだった)。冷蔵庫が飲み物嵌め込み式になっていたのが唯一の難点かな。来年は本当の紅葉シーズンに来てみたいね。
予報では天気が悪いはずだったのだが、なぜか晴れている。天気が悪かったらそのまま帰るつもりだったが、晴れているのではもったいないので、彫刻の森美術館に行くことにした。小学生の頃に来たことがあったかなかったか、とにかくほとんど記憶にない。Yukaは電車の窓からずっと外を見ていたら酔ってしまった。しかし、遊んでいるうちに元気を取り戻してきた。結構子どもが遊べる施設があるんだね。すっかりいい天気のなか色々見ながら歩いていき、一番端っこの絵画館で昼飯を食べることにした。ここで飲み物やサンドイッチを買って食べていると、なんと雨が降り出してきた。しかも風も出てきて降りはどんどんひどくなってくる。折りたたみの傘は2本ともコインロッカーに預けたバッグの中なのだ。完全に油断してたな。一本は持ってくるべきだった。しかし、幸いなことにこの絵画館には売店があって、そこでビニール傘を売っていたのだ。ビニール傘を一本買って、最後にピカソ館を見て帰った。雨が降ってくる前に大概は見て回っていたので良かったよ。