お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。
興味はあるけど買う気はしないし、図書館のリクエストはすごい数だろうから読むつもりはなかったのだが、中学生の娘が図書室で借りてきてくれた。「どんなもんだろ」と色眼鏡で見ていたが、素直に面白かった。
ただ、人間だれでも一生に一冊は面白い本を書けるという話もあるので、今後、芸人の話ではないものを書いた時にどうなるかだろうな。
| 火花 | |
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