日本代表 vs スペイン代表

◆スペイン7―40日本(23日・マドリード) 欧州遠征中のラグビー日本代表(世界ランキング14位)は23日、マドリードでスペイン代表(同20位)と対戦し、40―7で快勝した。通算対戦成績は日本の3戦3勝。日本は9日にスコットランド(同9位)に敗れて15日にロシア(同19位)を下し、テストマッチ2勝1敗で遠征を終えた。

 日本は前半、FB五郎丸歩(27)=ヤマハ発動機=の5PGで15―7とリード。後半はフランカー、マイケル・ブローハースト(27)=リコー=の2トライなど計4トライで突き放し、代表の今季最終戦を飾った。

 後半29分にダメ押しの4トライ目を決めたウイング広瀬俊朗主将(32)=東芝=は「まだ100点の出来ではない。チームには伸びしろがある」と15年W杯イングランド大会の予選も行われる来季の飛躍を誓った。

ロシア戦は嫌な前半だったが、今回はPGで着々と加点して、それほど嫌な感じではなかった。前半はノートライだったが、後半にようやくトライを積み重ねて、終わってみれば40-7だった。格下なので勝って当たり前なのだが、相手のラフプレーの挑発に乗ってしまったのは不味かった。まあ、色々な相手がいるので、これもいい経験か。
試合後に観客がグラウンドに入ってきて、選手たちと記念撮影したりしていたのは微笑ましくてよかった。