フーレ・ルーミエ・ド・フォセ・ブルゴーニュ・ルージュ 2009

このネゴシアンをはじめたきっかけは、ワインの試飲会でいつも顔を合わせていた3人が仲良くなり、意気投合したことから。
★ ガエル・フーレ・・・ムルソーの名門「ドメーヌ・マトロ」の醸造長。
★ ドニ・ルーミエ・・・ジョルジュ・ルーミエ氏の5人の息子のひとり、ポール・ルーミエの息子。
★ ブルーノ・マチュー・ド・フォセ・・・「ダヴィッド・デュバン」の栽培長。
3人は、「自分たちが心から美味しいと思えるワインを造るために」それぞれの名字をとって、メゾン「フーレ・ルーミエ・ド・フォセ」を設立しました。

ポマール村内のACブルゴーニュ区画「レ・メゾン・デュー」(1937年まではAOCポマールだった、いわくつきの畑) とヴォルネー村内のACブルゴーニュ区画「レ・グランド・テール」より。
樹齢45〜50年のVV。収量は45hl/ha。フランソワ 社製アリエ産3〜5回使用樽で11ヵ月間熟成。
凝縮した果実味がたっぷりとあり、人懐っこい果実味主体のピノノワー ルと思いきや・・・中盤からは複雑な様々なアロマが混ざり合い、 飲み応えあり、テロワールさえ感じるような本格的なもの。
酸味も適度にあり、完熟しすぎた風味は皆無です。

湘南ワインセラーにて購入。セラーから取り出した時に「このワインなんだっけ?」と思ってしまった。自分で買っているんだが、時々こういうことがある。まあ、今まで飲んだことがない作り手の時だな。
それはともかく、このワインは美味しかった。ブルゴーニュらしい香りの中にちょっと変わった香りがしたな。酸がきれいでバランスが良くて、飲みやすかったね。