ラルロ・ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・プティ・プレ 2008

    ■■■リアルワインガイド90+〜91+点■■■
これは樽からの試飲。今は少し還元気味で木の香りが強い段階。しかし梅きのこを含んだ黒赤果実香がやさしく香る。味はもうこのクラスで焦点が定まり気味で、驚きと同時にうれしくなってくる。このワインはいつもコストパフォーマンスがとても高いが、08年も当然のように品質が高い。銘酒クロ・デ・フォレの血を受け継いでいるんだから当たり前か。特に美しい酸がよく伸びて、ワインのフレッシュさとピュアさを増長している。これも見事。

キタザワにて購入。ACブルゴーニュレベルの2008年は軒並み酸っぱかったが、このクラスになるとさすがにその辺はクリアしてくるねえ。酸味が突出しておらずバランスがいい。香りもまずまず。三浦しをんのワインの本を読んでいた影響でちょっといいのを開けたくなったんだよな。たまにはいいワインも飲まないとね。


パンはダンディゾンに入れなかったのでドンクのもの。まあ、普通ですな。バゲットは白っぽくて気泡もあまりなく日本人向けという感じ。パンドコロの塩っぽいバゲットがデフォルトになってきているので、ちょっと物足りなかったな。



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