ベンジャミン・バトン 数奇な人生 ★★★★☆ ムービル

F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を『セブン』のデヴィッド・フィンチャーが映画化した感動巨編。第一次世界大戦時から21世紀に至るまでのニューオリンズを舞台に、80代で生まれ、徐々に若返っていく男の数奇な運命が描かれる。主人公のベンジャミン・バトンを演じるのはフィンチャー監督作に 3度目の主演となるブラッド・ピット。共演は『バベル』でもブラッドと顔を合わせたケイト・ブランシェット。誰とも違う人生の旅路を歩む、ベンジャミン・バトンの運命の行方に注目だ。


監督:デヴィッド・フィンチャー
原作:F・スコット・フィッツジェラルド
脚本:エリック・ロス
出演:ブラッド・ピット(ベンジャミン・バトン)、ケイト・ブランシェット(デイジー)、ティルダ・スウィントン(エリザベス・アボット)、ジェイソン・フレミング(トーマス・バトン)、イライアス・コティーズ(ガトー)、ジュリア・オーモンド(キャロライン)、エル・ファニング(デイジー(7歳))、タラジ・P・ヘンソン(クィーニー)、フォーン・A・チェンバーズ(ドロシー・ベイカー)、ジョーアンナ・セイラー(キャロライン・ボタン)

2時間47分という長尺なのだが、それほど長さを感じなかった。それだけ引き込まれていたということだな。もちろん、ブラッド・ピットは良かったのだが、ケイト・ブランシェットが負けず劣らず良かったんだよな。ケイト・ブランシェットアカデミー賞にノミネートされていないのが不思議なくらいだよ。
ちょっと『フォレスト・ガンプ』に似ているなと思ったら、脚本が同じエリック・ロスなんだな。