東京島(桐野夏生)★★★☆☆ 8/6読了

32 人が流れ着いた太平洋の涯の島に、女は清子ひとりだけ。いつまで待っても、無人島に助けの船は来ず、いつしか皆は島をトウキョウ島と呼ぶようになる。果たして、ここは地獄か、楽園か? いつか脱出できるのか――。欲を剥き出しに生に縋りつく人間たちの極限状態を容赦なく描き、読む者の手を止めさせない傑作長篇誕生!

元々あまり期待していなかったので、それなりには面白かった。女の強さを書きたかったのか、社会風刺をしたかったのか、はたまた・・。軸がぶれるので、結局何が書きたかったのかがよく分からない。
『OUT』や『グロテスク』くらい気合いの入った新作を期待したいのだが、もう無理なのかなあ。

東京島
東京島桐野 夏生

新潮社 2008-05
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おすすめ平均 star
starやはり桐野作品は
star駄作。
starモデルとなった実話「アナタハン島事件」を超えられなかった

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