タカノ青年、多国籍新聞社の編集顧問になる!
ワセダの三畳間に沈没していたタカノ青年は、突然、東京にある多国籍新聞社の編集顧問にスカウトされる。とことんアジア的な寄り合い所帯はどこまでもパワフルで個性的。何とも人間くさい青春物語。
ワセダ三畳時代の別のお話。一応フィクションらしいのだが、その大部分は実体験に基づいているはずだ。編集顧問になった多国籍新聞社の面々がこれまた個性的な人物ばかりなんだな。とにかく面白い。私は完全に「高野本」にハマってしまったようだ。次は幻のデビュー作「ムベンベ」だろうな。
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