三鷹の森ジブリ美術館

家族でジブリ美術館に行ってきた。以前は全然チケットが取れないなんて話も聞いていたが、今は別段そんなこともないようだ。ネットで予約してローソンで受け取ることができる。ちょっと特殊なのは、入場時間が決められていることだ。10時から16時まで2時間おきに4回の入場指定時間がある。我々は12時の回を予約した。この回を予約した場合、12時から12時半の間に入場しなければならない。但し、入れ替え制ではないので、一度入場してしまえば閉館時間まで居ることもできる(一度退場してからの再入場はできない)。
中央線の遅れもあって、結構ギリギリに入場した。館内マップももらえるのだが、あまり気にせずに適当に見ることにした。何といっても「迷子になろうよ、いっしょに。」がコンセプトだからね。吹き抜けあり、螺旋階段あり、屋上庭園ありと非常に子供が(大人も?)楽しめるような造りになっている。
巨大な猫バスのぬいぐるみがいる「ネコバスルーム」は1つの目玉だと思うのだが、Yukaは怖がってしまって遊ばなかった。どうもまだ着ぐるみとかに弱いようだな。短編映画も上映されていて、一度だけ見ることができる。今上映しているのは「コロの大さんぽ」。土星座という専用の映画館がある。本当の映画館にまだ行ったことがない幼児ならばきっと喜ぶだろうな。他愛のない内容だけれど映画もなかなか良くできていた。
昼食は館内のカフェ「麦わらぼうし」で食べようと思っていたのだが、ここがかなり混んでいる。一旦は諦めたのだが、しばらく色々見た後に再チャレンジ。待っている人たちが少しは減っていたので並ぶことにした。椅子に座って待てるし、絵本なんかも置いてあるので、案外苦ではなかった。「メイボック生麦酒」というのがあったので、これを2つ注文。それから「麦わらぼうしのオムライス」、「くいしんぼうのカツサンド」、それに「チョコパフェ」を注文。「麦わらぼうしのオムライス」は、丸く盛ったケチャップライスの上に麦わら帽子の形にタマゴをかぶせてある。「くいしんぼうのカツサンド」は丸々一枚のトンカツをパンで挟んで四等分してある。付け合わせは酢キャベツ。カツが揚げたてでボリュームがあって、ビールによく合ったね。チョコパフェはほとんどYukaに食べられてしまった。天窓が広く取ってあって、開放的で明るいカフェだった。
最後にお土産屋「マンマユート」へ。Yukaは散々悩んだ末にミニスタンプを2つ買うことにした。私は、ジブリ美術館を模した置物に時計が付いているものが気に入ったのだが、妻の承認が得られなかったので断念した。
行きは三鷹駅から歩いたのだが、帰りは井の頭公園を通って吉祥寺駅へ。さすがに桜は葉桜になってしまっていたけど、井の頭公園の人出はすごかったね。20年くらい前にここで妻とデートをしたのを思い出した。妻は吉祥寺にある大学に通っていたから、ずいぶん懐かしかったみたいだな。