ブルゴーニュ・ブラン・ラ・コンブ [2005] マロスラヴァック・レジェ

(2004年のコメント)
まさにピュリニー・モンラッシェの個性が詰まったACブルゴーニュです。まだ若く柑橘系のアロマがフレッシュです。ミネラルを豊富に含み04らしいしっかりとした酸味が感じられます。酸味と果実味のレベルがほとんど同じ高さで、03のトロピカルな味わいに比べると、ブルゴーニュらしさがはっきりと感じられます。若々しい果実味は、時間の経過と共に、ふくらみが出て、口の中で球体となって広がります。余韻が長く、平均樹齢が25年と高く、立地が”ラ・コンブ”という、恵まれた土壌を十分に発揮したコスト・パフォーマンスに優れたブルゴーニュ・ブランです。時間の経過とともに、凛としたピュリニーらしい果実味がますます力強くなってきます。口の中での広がり方、余韻は、まさに村名のピュリニーそのもの!!!思わず、ソゼのACブル(3000円クラス)を思わせる風格さえありこの造り手はカナリやばいと思います!!

翌日が仕事の時は飲まないようにしていたのだが、『名ソムリエの、おうちワイン』を読んでいたら無性に飲みたくなってしまった。「柑橘系のアロマ」というよりも、スワリングしてから匂いをかぐと、リースリングのような石油香がちょっとする。
湘南ワインの人が書いているほどの賞賛に値するワインではないな。まだまだこれからってところだろう。
妻の帰りが遅かったので、調子に乗ってほとんど一人で一本空けてしまったのだが、さすがにそれは無謀だった。


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