まさか2票差とは

民主党は17日、東京都内のホテルで両院議員総会による代表選挙を行い、辞任した岡田克也氏の後任として前原誠司氏(43)を新代表に選出した。党内グループの大半が自主投票で臨み、党所属国会議員(194人)のうち192人が無記名で投票。前原氏が半数の96票を獲得し、菅直人氏(58)を2票差で破る接戦だった。代表選後、前原氏は「無駄は削る。既得権益にはメスを入れる」と述べ、総選挙で60以上の議席を減らした党の再生に全力を挙げる決意を強調した。

じゃあ何票差になると思ってたのか?と聞かれても困るんだが、どちらになるか全く分からなかったので、全く分からないということは僅差になるということだったのだろう。
私は政治にあまり関心のない方だが、今回の選挙を経て結構関心が高まってきた。郵政民営化自体には基本的には賛成なのだが、自民党があれだけ議席を伸ばしてしまったことに対しては非常に憂慮している。政権交代もあり得るような野党があってこそ自民党も危機感を持ってことにあたるだろうし、バランスも取れるというものだ。
そこで頑張ってもらいたいのが民主党だ。民主党が再生しないとバランスの取れた政治は望めない。その民主党の人間が僅差とは言え若い前原氏を選出したことは非常に喜ばしい。前原氏には是非党内をまとめ、自民党に対抗しうる政策を作り上げ、次の衆院総選挙では政権交代もあり得るような民主党にして欲しい。