孤独な少年シャンピオンは、祖母のスーザが与えてくれたピアノやおもちゃに興味が持てずにいた。ある日、スーザが贈った三輪車がシャンピオンの人生を変える。時が過ぎ、トレーニングを積んだシャンピオンは、世界最高峰の自転車競技、ツール・ド・フランスに参加することに。ところが、シャンピオンと他２名の選手がレースの途中に何者かに誘拐されてしまう。スーザは愛犬ブルーノを連れ、シャンピオンを乗せた船を追って大西洋を超え、ベルヴィルの街にたどり着くが・・・。
上映時間 ：80分
監督：シルヴァン・ショメ
脚本：シルヴァン・ショメ
音楽：ブノワ・シャレスト
声の出演：ジャン＝クロード・ドンダ 、ミシェル・ロバン 、モニカ・ヴィエガ
公開時に観ようかどうしようか迷って、結局見そびれた作品。「ツール・ド・フランス」が絡んでいるのも観ようと思った理由のひとつだ。
極端にデフォルメされた登場人物、独特のユーモア、極上の音楽は他の追随を許さない。非常に独特の世界観だ。フランス映画だけあって、「ツール・ド・フランス」の描写はなかなかリアル。疾走感では『茄子 アンダルシアの夏』に劣るけれども、自転車レースのリアル感で言えば本作のほうが上だ。ハリウッドアニメや宮崎アニメを見飽きた人にはお薦め。
| ベルヴィル・ランデブー | |
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